不妊治療の医療費控除を計算したら衝撃の金額になった‼
どうも、ちぬマロ🌰です。
確定申告の時期ですね‼
皆さんは医療費控除を申請していますか??
”世帯”で一定の金額(目安10万)を超えた部分の医療費について、所得税控除が受けられ、払いすぎた税金が返ってくるかもしれません!
(1万2千円以上のセルフメディケーション税制という控除の選択も可能です!)
僕は毎年、歯医者や耳鼻科に行っても、10万を超えることはないので、「自分には関係ないな~」と思っていました。
しかし、実はこの医療費控除に、不妊治療の保険外診療も対象になるということが判明しました!!笑
しっかり国税庁のホームページにも記載されている…
【照会要旨】
不妊症の治療費や人工授精の費用は、医療費控除の対象になりますか。
【回答要旨】
医師による診療等の対価として支払われる不妊症の治療費及び人工授精の費用は、医療費控除の対象となります。
まじかよ。全然知らなったよ‼笑
そもそも保険外診療は、医療費控除の対象にならないと思い込んでた…
しかも調べてみると、他にも市販で購入する花粉症の薬・風邪薬・治療を受けるための電車やバス代など医療費控除の対象の幅が結構広い( ゚Д゚)
さらに”世帯”で考えるので、奥さんの不妊治療や歯医者の通院費などを合算して、旦那さん側で医療費控除を申請することができます!!
また、今回の本題ではないですが、めちゃくちゃ健康で、誰も病院に行かないし、市販の風邪薬で直しちゃう!!って人でも、指定の医薬品、健康診断、予防接種が1万2千円を超えるならセルフメディケーション税制を選択して、控除が受けられます‼
ただ、不妊治療におけるすべて費用が対象になるわけではないので、注意が必要です。
ネットで「不妊治療 医療費控除」で調べて、出てきた主な対象費用・対象外費用です。
【主な対象費用】
・人工授精、体外受精、顕微授精の費用
・医薬品、漢方薬
・卵子凍結保存料
・妊娠しにくい体質改善のためのマッサージ指圧師・柔道整復師などの施術費
・通院のための電車・バスの交通費
【対象外費用】
・通院のガソリン代、駐車代
・妊娠検査薬・排卵検査薬の費用
・妊活セミナーの受講料
・妊活サプリ、健康食品の購入費
・マタニティヨガ
なるほど~あくまで健康管理目的の費用は対象外となる傾向にあるようですね(`・ω・´)
また、不妊治療の助成費や入院した場合の高額医療費、保険金などは、かかった費用から差し引く必要があります。
健康保険組合などから支払われる高額療養費や生命保険契約などの特約により支払われる入院費給付金などを受け取っている場合は、その金額を支払った医療費から差し引かなければなりません。
なお、医療費を補てんする金額が確定申告書の提出までに確定していない場合は、その補てんされる金額の見込額を支払った医療費から差し引きます。(注)入院に係る費用を補てんする入院給付金の額は、その給付の目的となった入院に係る医療費の額から差し引くことになっており、引ききれない金額が生じた場合であっても、他の医療費の額から差し引く必要はありません。
引用:国税庁ホームページ
ただ、注釈にあるように、例えば、子宮外妊娠で入院した際に、20万ほどかかって、保険+高額医療費で25万返ってきた場合、引ききれない差額5万は、他の不妊治療等の医療費から差し引く必要はないらしい!!
さて、さっそく今年の不妊治療代を妻と計算してみました!
まずは、不妊治療にかかった大量の領収書を確認していきます。
これが、かなりすごい量…
領収書の分だけ通院しているわけですが、改めて妻の頑張りや大変さを痛感します!!
そして、計算してみると…
その額なんと約120万円!!(うち助成金60万)
所得税還付額は7万円となりました!
昨年の3月から12月までの間で「子宮外妊娠による卵管摘出手術→採卵→体外受精3回→採卵→体外受精1回」をやっているもんだから、驚きの額でした!
正直ここまでかかってると思っていなかった…
この医療費控除の確定申告作業で、二人で1年間の妊活の振り返りや費用も確認することができたので、夫婦にとってもよかったと思います!
ということで、それぞれの家庭の所得やふるさと納税によって、必ず還付されるとは言い切れませんが、意外な費用も対象になるかもしれないので、皆さんも是非調べてみてくださいね!
おしまい★