5回目の体外受精🍙~男がやるべき事~
どうも。ちぬマロ🌰です。
今日は、5回目の体外受精にチャレンジしているおにぎりちゃん🍙の途中経過を報告したいと思います‼
【妊活概要】
・夫♂(ちぬマロ🌰) 30歳
・妻♀(おにぎりちゃん🍙)33歳
・妊活歴:3年
・流産1回、子宮外妊娠1回、体外受精5回
・着床しない原因を究明するも、異常なし。5回目の体外受精挑戦中。
おさらい
5回目の体外受精
こういう時に男性ができる事
こうやって妻が頑張っている時、男として何をしたらよいかわからない方も多いかもしれません。
まず、適度な運動をしたり、亜鉛サプリを飲み、次に採卵に備え精子の状態を良くすることができます。
(僕🌰もダイエットを兼ねて、健康管理をしています。)
しかし、こういう状況で男がやるべき一番重要なことは、ただただ妻🍙の話を聞くことです!
こちらからのアドバイスや解決策は求めらていません!笑
迷っていることがあれば、背中を押してあげる程度でよいと考えています。
最後に
次回は、3月10日の結果をお届けしたいと思います。
できてると良いけどな~‼
不妊治療の医療費控除を計算したら衝撃の金額になった‼
どうも、ちぬマロ🌰です。
確定申告の時期ですね‼
皆さんは医療費控除を申請していますか??
”世帯”で一定の金額(目安10万)を超えた部分の医療費について、所得税控除が受けられ、払いすぎた税金が返ってくるかもしれません!
(1万2千円以上のセルフメディケーション税制という控除の選択も可能です!)
僕は毎年、歯医者や耳鼻科に行っても、10万を超えることはないので、「自分には関係ないな~」と思っていました。
しかし、実はこの医療費控除に、不妊治療の保険外診療も対象になるということが判明しました!!笑
しっかり国税庁のホームページにも記載されている…
【照会要旨】
不妊症の治療費や人工授精の費用は、医療費控除の対象になりますか。
【回答要旨】
医師による診療等の対価として支払われる不妊症の治療費及び人工授精の費用は、医療費控除の対象となります。
まじかよ。全然知らなったよ‼笑
そもそも保険外診療は、医療費控除の対象にならないと思い込んでた…
しかも調べてみると、他にも市販で購入する花粉症の薬・風邪薬・治療を受けるための電車やバス代など医療費控除の対象の幅が結構広い( ゚Д゚)
さらに”世帯”で考えるので、奥さんの不妊治療や歯医者の通院費などを合算して、旦那さん側で医療費控除を申請することができます!!
また、今回の本題ではないですが、めちゃくちゃ健康で、誰も病院に行かないし、市販の風邪薬で直しちゃう!!って人でも、指定の医薬品、健康診断、予防接種が1万2千円を超えるならセルフメディケーション税制を選択して、控除が受けられます‼
ただ、不妊治療におけるすべて費用が対象になるわけではないので、注意が必要です。
ネットで「不妊治療 医療費控除」で調べて、出てきた主な対象費用・対象外費用です。
【主な対象費用】
・人工授精、体外受精、顕微授精の費用
・医薬品、漢方薬
・卵子凍結保存料
・妊娠しにくい体質改善のためのマッサージ指圧師・柔道整復師などの施術費
・通院のための電車・バスの交通費
【対象外費用】
・通院のガソリン代、駐車代
・妊娠検査薬・排卵検査薬の費用
・妊活セミナーの受講料
・妊活サプリ、健康食品の購入費
・マタニティヨガ
なるほど~あくまで健康管理目的の費用は対象外となる傾向にあるようですね(`・ω・´)
また、不妊治療の助成費や入院した場合の高額医療費、保険金などは、かかった費用から差し引く必要があります。
健康保険組合などから支払われる高額療養費や生命保険契約などの特約により支払われる入院費給付金などを受け取っている場合は、その金額を支払った医療費から差し引かなければなりません。
なお、医療費を補てんする金額が確定申告書の提出までに確定していない場合は、その補てんされる金額の見込額を支払った医療費から差し引きます。(注)入院に係る費用を補てんする入院給付金の額は、その給付の目的となった入院に係る医療費の額から差し引くことになっており、引ききれない金額が生じた場合であっても、他の医療費の額から差し引く必要はありません。
引用:国税庁ホームページ
ただ、注釈にあるように、例えば、子宮外妊娠で入院した際に、20万ほどかかって、保険+高額医療費で25万返ってきた場合、引ききれない差額5万は、他の不妊治療等の医療費から差し引く必要はないらしい!!
さて、さっそく今年の不妊治療代を妻と計算してみました!
まずは、不妊治療にかかった大量の領収書を確認していきます。
これが、かなりすごい量…
領収書の分だけ通院しているわけですが、改めて妻の頑張りや大変さを痛感します!!
そして、計算してみると…
その額なんと約120万円!!(うち助成金60万)
所得税還付額は7万円となりました!
昨年の3月から12月までの間で「子宮外妊娠による卵管摘出手術→採卵→体外受精3回→採卵→体外受精1回」をやっているもんだから、驚きの額でした!
正直ここまでかかってると思っていなかった…
この医療費控除の確定申告作業で、二人で1年間の妊活の振り返りや費用も確認することができたので、夫婦にとってもよかったと思います!
ということで、それぞれの家庭の所得やふるさと納税によって、必ず還付されるとは言い切れませんが、意外な費用も対象になるかもしれないので、皆さんも是非調べてみてくださいね!
おしまい★
【本の記憶】人に"愛着"を持たない回避型人類が増加中⁉本「ネオサピエンス」概要
どうもちぬマロ🌰です‼
最近読んだ本「ネオサピエンス」が、非常に印象的で興味深かったので、自分の読書記録としてまとめてみました。
この本を読めば、加速する人間関係の希薄化、ネグレクト、セックスレスなどの社会問題の原因が明らかになります‼
もしかしたらあなたのパートナーや子供は、回避型人類になっていませんか…?!
📚本の概要
精神科医であり、医学博士である著者の岡田先生は、発達や愛着に深刻な課題を持った若者達に長年向き合って研究された方で、結構専門的な内容でした。
そのため、要点を整理して、自分なりに図としてまとめてみました‼
(初の試みなので、わかりにくかったらすいません(>_<))
この本では、人間の幸福と深く関係している人に対する”愛着”に着目して、話が展開されていきます。
しかし、この”愛着”という感情ですが、様々な革命によって、徐々に感じずらくってきているらしいです!?
そして、その歪の中で生まれてきたのが、そもそも愛着を期待しない「愛着回避型人類」=「ネオサピエンス」という新人類 です。
回避型人類は、最初から他人の愛情に期待しない代わりに、自分のことだけを考えるようになります。
そのため、人とのコミュニケーションが必要となる集団、性交、子育てなどを苦手としていますが、人より”物”に対する愛着が強く、情報化社会となったIT革命の恩恵を受けて、成功を遂げています。
さらに、性機能が退化しても、最先端の生殖医療により子供を作り子孫を残すことができるようになりました。
そして、回避型人類が世界の過半数を超えた時、想像を絶する世界が待っているかもしれない‼ということが書かれています。
結構長文になっちゃいますので、より詳しく知りたい方は、続きを読んでみてください(`・ω・´)
愛着回避型人類の誕生
愛着回避型人類が誕生するまでの世界とその後どうして愛着回避型人類が誕生してしまったのか?なぜ増加しているのか?について、順番に書いていきます。
【過去】共感型人類が多数を占める世界
元々我々人類は、木の実を採取したり、狩猟することで生活していた狩猟民族でした。そこでは、家族や親族である血縁者と協力し、生活をしていました。
その後、農業が発達すると血縁者よりさらに広い隣人や村単位で協力して、作物を育てて生活するようになります。
つまり、人と人の繋がりは、生きる上で非常に重要なもので、土地や人に”愛着”が生まれます。
この愛着を持って育ってきたのが、今でも過半数を占める”共感型人類”です。
彼らは、人の感情を読み取り、空気が読めて、集団で協力することを重要視します。
愛着システムの崩壊の理由と回避型人類の誕生
しかし、この愛着システムが崩壊し始めます‼
崩壊のきっかけは、人類が起こした様々な革命です。
特に産業革命により、農業中心の生活から商業や手工業が起こり、都市化が進みました。
これにより、家族は仕事から切り離され、家庭は、「子育てや安らぎの場」となります。
しかし、グローバル化が発展すると、共働き世帯が増え、「子育てや安らぎの場」としても不完全になり、夫婦関係にもほころびが出始めます。
この頃から愛着システムが機能しなくなります。
親が忙しすぎて子供の面倒を十分に見ることができないという状況に適応するために生まれたのが愛着回避型の子供です。
回避型人類の増加
愛着回避型の子供は、親の愛情や手厚い世話を期待せず、自分でなんとかしようとします。
世話をしてもらえない代わりに、自分のことだけを考え、人に共感されたこともないため、人に共感することもありません。
「他人は他人。」「自分は自分。」という割り切った考えを持ちます。
そして、そうやって育った子供は大人になると回避型の大人になり、子供よりも自分を優先します。
その親の元で育った子供は、愛情不足から愛着障害になるか、回避型になり、さらに回避型が増えていくことになります。
IT革命と子育てへの影響
そして、このサイクルに拍車をかけたのが、IT革命です。
IT革命により、誰もが携帯を持つようになると、親は子供の顔より携帯を見るようになりました。
愛するものを見ると分泌される愛着ホルモンであるオキシトシンが分泌されず、 脳には興奮を高める神経物質であるドーパミンが放出されます。
こうしてネグレクトが増加し、さらなる回避型の子供が増加しているというのです!!
回避型人類の特徴
本書では、回避型人類の様々な特徴が挙げられていますが、主なものをピックアップしてご紹介します。
・回避型愛着スタイルの安定性
回避型愛着スタイルは、人への期待値が低く、自分しか信頼できないため、欺かれたり、愛する人を亡くすことによるリスクを限りなく下げて生きています。
そのため、共感型人類より心が揺れることが少なく、高い安定性を持っています。
・SEXをしない
SEXにより興奮物質であるドーパミンが放出されるだけでなく、オキシトシンが分泌され性的パートナーに愛着を強め、心理的にも生理的にも強い絆が生まれます。
しかし、オキシトシンの分泌悪い回避型人類は、SEXによるドーパミンは放出されても、オキシトシンの分泌が少なく、快楽の質が悪くなります。
そして、ゲームの方がはるかに効率的にドーパミンを放出することが可能になります。
生殖機能が低下しても生殖革命によって、子孫を増やすことが可能になったのも回避型人類が増加している大きな要因のようです。
・子育てが苦手
当然オキシトシンが重要な子育ても苦手になります。
オキシトシンの作用が弱いため、赤ん坊を見てもぞっとするだけで、どうしてよいかわからなくなるようです。
マニュアルがないと不安になる回避型人類は、人間というより物として扱ってしまうことで事件が起きることがしばしばあります。
・人より物を愛する
物にはマニュアルがあり、人の気持ちを考える必要がないため、物を愛するようになり、この性質により産業分野において、回避型人類は成功を収めています。
さらに情報も物と同じような性質を兼ねており、情報がネットワークによりたやすく入手できるようになった現代の恩恵を受けたのが、回避型人類だったのです。
【未来】回避型人類が過半数を占める世界
最後に回避型人類が過半数を占める世界が、どうなっていくのか?
これまでの回避型人類の性質を考慮して、筆者はその先の未来を描いています。
・過去のものとなった結婚
回避型人類の大部分は生涯独身です。しかし、子供を持つことが推奨され、妊娠、出産、育児のすべてを社会がするようになります。
代理母による出産、共感型人類による代理子育て、果てはマザーロボットの登場など技術革命によりSEXをしなくても子孫を残し、生涯自由でいられる世界になります。
・徹底的に公平なAIによる統治
民主主義のように人が集まって考えを議論するようなことはありません。
AIの判断が圧倒的に公平性に優れ、問題解決に有効なことが示されると、合理的で公平性を重視する回避型人類の世界では、AIが立法・司法・行政を統治するようになります。
・突然襲ってくる自殺衝動
回避型人類を悩ませる問題の一つは、自殺衝動です。
普段はとても穏やかで理性的な人物が、死の衝動に捕らわれると自己破壊行動に突っ走ってしまいます。
感想
なかなか衝撃的な話が多かったですが、現代社会が抱えている大きな問題とリンクする内容だったと思います。
身近なところでいっても、効率的にドーパミンを放出することができるゲーム・漫画・動画サイト等が世の中には溢れかえって、依存者が出ていますね。
もしかすると夫婦間によるセックスレスも、こういった情報化社会により後天的にオキシトシンの分泌が鈍くなり性交による”幸せ”を感じにくくなり、ゲームなどによる快楽の方が手軽だと感じる人が増えているのかもしれません。
高齢化社会の日本は、まだまだ上の世代が共感型人類が多いと思いますが、若い世代では、かなり回避型人類が増えてきているらしいです。
会社の飲み会を嫌がったりするのもそういった新人類の一例なのかもしれません…
共感型人類の私としては、回避型人類の社会はあまりにも冷徹で、ぞっとする世界に感じました。
一方で、この本を読んで、共感型人類としての自覚を持つこともできたので、幸せに生きていくためには、人との関わりは重要なもので、面倒なことも多いけど、自分はそれなしでは生きられないということを認識することができました。
かなり長文となってしまいました笑
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!